名試合選

【テニス】錦織圭の天才的な試合5選(錦織を応援したくなる動画!)

1月 29, 2020

 

今回は、テニス視聴歴15年になる筆者が今まで見てきた中で、錦織圭のベスト試合5選を紹介します。

錦織圭は2007年にプロに転向していますので、彼がプロに転向した時からずっと見てきました。また、15年間WOWOWに加入し続けているので、4大大会など大きな試合は全て視聴しています。そんな中からどういう理由でセレクトしたのかも含めて、紹介します。

彼の今までの戦績を振り返りながら、今後の活躍にも期待しましょう。

画像引用:sports-zip.com

 

2008年全米オープン3回戦 VS フェレール

 

錦織圭

 6-4 , 6-4 , 3-6 , 2-6 , 7-5  

フェレール

 

錦織圭が初めてグランドスラムで結果を出した試合ということで選出させていただきました。

2008年は春先のデルレイビーチ国際オープンにて18歳の若さでツアー初優勝を飾り、期待の若手として注目が集まった年です。そんな中、全米オープンでは自身初の3回戦まで進出し、第4シードのフェレールと対戦します。

序盤から第4シード相手とは思えないようなストローク力で試合を支配した錦織圭は1,2セットを連取します。

しかし、18歳の若造に負けるわけにはいかないと第3,4セットはフェレールが意地を見せ、セットカウント2−2に追いつきます。

迎えたファイナルセット、先にブレイクに成功したのは錦織でした。ロングラリーを制しフェレールのミスを誘います。

そのまま5−3とリードし、サービスフォーザマッチで迎えたマッチポイント。ここで錦織のドライブボレーがネットをかすめて威力が落ちた瞬間にフェレールがパッシングを抜くスーパーショットを見せます。

ブレイクバックを許した錦織ですが、6−5の場面で再びマッチポイントを迎えると、フェレールの猛攻をロブで凌ぎ、最後はオープンコートへエースを叩き込みゲームセット。

自身初のグランドスラム4回戦進出とともに、グランドスラムで第4シードに勝利した18歳ということで世界的にも注目を集める一戦となりました。

 

選出理由

  • 18歳にしてグランドスラム初の3回戦進出(この勝利で4回戦まで進出)
  • 第4シードの選手相手にフルセットで撃破
  • 錦織圭の名を世界中に広めた1試合

 

 

2012年全豪オープン4回戦 VS ツォンガ

 

錦織圭

 2-6 , 6-2 , 6-1 , 3-6 , 6-3 

ツォンガ

 

2011年の終盤に錦織圭はようやく頭角を見せ始めます。10月の上海オープンではベスト4まで勝ち上がると、その次のバーセルで行われた大会では準決勝で当時ランキング1位のジョコビッチに勝利し、準優勝を飾ります。(決勝は地元フェデラーに完敗。)

この2大会でポイントを稼いだ錦織はランキングを急上昇させ、30位でシーズンを終えます。(松岡修造の46位を抜いたのはこのタイミングでした。)

迎えた2012年の全豪オープンでは第24シードがつき、日本人男子初のシード選手として4大大会に出場を果たします。

3回戦まで順調に勝ち上がった錦織は4回戦で第6シードのツォンガと対戦します。

緊張からか第1セットこそ失うものの、ツォンガのバックにボールをひたすら集めることで徐々にラリーの主導権を握った錦織は第2,3セットでツォンガを圧倒。2セット連取し、王手をかけます。

しかし、第4セットはツォンガが意地を見せ、ラリーの主導権は握られつつもサーブ力と勝負強さでワンブレイクを活かしてセットカウント2−2とします。

勝負の第5セットで先にブレイクをしたのは錦織でした。緊迫したサービスキープが続くなか、5−3で迎えたサービスフォーザマッチ。ここで、強力なストロークで2ポイント連取した錦織は30-0からこの日初となるサービスエースを放ち一気にマッチポイントへ。最後はツォンガの逆をつくパッシングショットを絶妙に決め、ゲームセット。自身初のグランドスラムベスト8を達成します。

特に、ツォンガのようなサーブが強力な相手に対し、しっかりキープを続けワンブレイクをそのまま活かす試合展開ができるように錦織が大きく成長した様子を示す試合だったと思います。

選出理由

  • グランドスラム発のシード選手として登場(第24シード)
  • 第6シードの選手を撃破し、初のベスト8進出
  • TOP選手を倒せるだけの錦織の実力を世界に見せつけた1試合

 

 

2014年マドリードオープン決勝 VS ナダル

 

ナダル

2-6,6-4,3-0ret

錦織圭

 

錦織圭が負けた試合ですが、非常に印象に残る試合のため選出しました。

2013年はケガの影響により欠場が続き、ランキングも落としていた錦織ですが、ケガから復活した2014年についに壁を突破します。マスターズ1000に当たるマドリードオープンで初の決勝進出を果たした錦織は、この時点で次週の世界ランキング9位以上に浮上することが確定し、初のTOP10入りを達成します。

迎えた決勝は、クレーキングのナダル。錦織の活躍は素晴らしいものだと認めつつも、決勝はどう考えてもナダルの圧勝になると多くの人が予想していました。

しかし、試合が始まると想いもよらぬ展開に。錦織の展開の早いストロークに防戦一方のナダル。もちろんしっかりと凌ぎ続けますが、錦織の猛攻は止まらずミスなくひたすらナダルを振り回し続けます。

先にミスを犯したのはナダルでした。ブレイクを許すとラリー戦の主導権を全く掴めず、何もできないといった状況。一方、余裕の出てきた錦織は華麗にドロップショットを見せるなどさらにナダルを翻弄。そのまま第1セットを先取します。

クレーコート上でクレーキングナダルが振り回され、何もできないという衝撃的な展開に世界中が驚愕しました。しかもそれを演じているのが、日本人選手の錦織圭。ナダルはこの時全仏4連覇中でこの後も優勝し5連覇を達成、絶好調のなかでのこの展開は世界中のテニス界にかなりの衝撃を与えたことでしょう。

迎えた第2セットも錦織主導の展開は変わらず4−2とリードします。しかし、ここでここまでの連戦の影響から錦織の体が悲鳴をあげます。腰に痛みを抱えた錦織は徐々に動きが鈍り、試合展開が大きく変化します。ロングラリーをナダルが制し、ブレイクバックを許した錦織はそのままゲームを獲得できずに4−6で第2セットを落とします。

第3セットもさらに腰の痛みが増す錦織は無理な強打を選択せざるを得ない状況になりますが、ナダルに3ゲーム奪われたところで無念のリタイア。残念ながら初の決勝で勝利できずに準優勝となりました。

しかし、体が万全であれば間違いなく勝っていた試合。しかもクレーコート上でナダルに対してということで世界に衝撃を与えた1戦といえるでしょう。

選出理由

  • 初のTOP10入りを決めた記念すべき大会の決勝戦
  • クレーコートでナダルがボコボコにされるという世界を震撼させた1試合
  • 錦織が対BIG4の対抗馬になると世界中が期待を寄せた試合

 

 

2014年全米オープン準決勝 VS ジョコビッチ

 

錦織圭

 6-4 , 1-6 , 7-6 , 6-3 

ジョコビッチ

 

錦織圭を語る上で外せない試合と言えるでしょう。

2014年のマドリードでTOP10入りを果たした錦織ですが、そこで負った腰の怪我の影響が長引き、ハードコートシーズンはほとんど欠場。ランキングもTOP10から陥落し、ぶっつけ本番で全米に臨みます。

怪我の影響が心配された錦織ですが、序盤戦をストレートで解消し体力を使うことなく勝ちあがります。迎えた4回戦、第5シードのラオニッチ戦をフルセットの接戦で制すると、準々決勝のワウリンカ戦もフルセットの激闘を制し、初のベスト4進出を果たします。(この2試合も名試合選に入れてもいいくらいでしょう)

準決勝の相手は第1シードのジョコビッチ。ここまでの疲労から試合にならないのではとの不安もありましたが、いざ試合が始まると元気な姿を見せ、ジョコビッチと互角のラリー戦を展開します。

1セットずつを取り合った勝負の第3セット。先にブレイクしたのは錦織でしたが、5−3の場面でジョコビッチが第1シードの貫禄を見せブレイクバックに成功。タイブレイクに突入します。

しかし、この日のニューヨークは猛暑となっており、暑さが二人を苦しめていました。ジョコビッチはここまでナイトセッションに試合を組まれることが多く、暑さに対する耐性ができていなかったのか、タイブレイクで集中力が上がりません。らしくないイージーミスを連発すると、錦織の粘りのテニスにジョコビッチが屈する形でタイブレイクを錦織が制します。

これで完全に勢いに乗った錦織。一方、対照的に完全に勢いを失ったジョコビッチは第4セット序盤でもあっさりブレイクを許すとそのまま試合の流れを戻せず、ジ・エンド。錦織は初のグランドスラム決勝進出を果たしました。

錦織がグランドスラム準決勝で第1シードを破った唯一の試合ということで、間違いなく名試合の一つでしょう。

選出理由

  • 錦織圭が初のグランドスラム決勝進出を果たした試合
  • 第1シードのジョコビッチを準決勝で倒した世紀の番狂わせ(ジョコビッチはここまで完璧な勝ち上がり)
  • 4回戦、準々決勝も激戦のなか、準決勝も競り勝ち、錦織の勝負強さを示した大会

 

 

2016年全米オープン準々決勝 VS マレー

 

錦織圭

1-6 , 6-4 , 4-6 , 6-1 , 7-5

マレー

 

2016年のマレーは全豪順優勝、全仏準優勝、ウィンブルドン優勝とグランドスラムで好成績を残しており、リオ五輪では金メダルを獲得する活躍を見せていました。五輪準決勝では錦織に対して6-1,6-4で圧勝し、調子の良さをキープしたまま全米を迎えます。

しかし、準々決勝で再び錦織と対戦した際には、リオ五輪のような展開とはなりませんでした。

ラリー戦を錦織ペースで支配され、2ndサーブを叩かれ続けるとマレーはサービスキープを思うようにできません。一方、錦織もマレーのリターンに苦しみ、思うようなキープができずにまさかのブレイク合戦となります。

セットカウント2−2で迎えたファイナルセット、1ゲーム目で錦織がブレイクしリードしますが、再びブレイク合戦となり5ー5となります。

ここで、錦織の強烈なリターンからのドロップショットに翻弄されたマレーはパッシングショットをボレーで返され、このセットだけで3回目のブレイクを許し、怒りをあらわにラケットでネットを叩きつけます。

錦織のサービスフォーザマッチではラリーをしっかり展開した錦織がマッチポイントを握り、最後はマレーのショットがネット。自身2度目のグランドスラムベスト4進出を果たします。

マレー相手にラリー戦を支配し続けた錦織のラリー力が世界でもTOPレベルにあることを印象付けた一戦だったと思います。

選出理由

  • 好調マレーを実力で倒した、錦織の強さがわかる1戦
  • ラリー戦ではBIG4ですら敵わない錦織のストローク力が際立った試合
  • BIG4に勝つことが特に珍しくもない印象を世界中に植え付けた1試合

 

 

まとめ

以上、錦織の名試合5選でした。

2020年は怪我の回復が完全ではなく、年初から欠場のスタートとなってしまいましたが、より完璧な状態で戻ってきて、これ以上の名試合を期待したいところです。

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