注意ポイント
全仏オープンテニス2020はコロナウィルスの影響で、大会日程が9月27日〜10月11日に変更となりました
注意ポイント
新型コロナウィルスの感染に対して全仏オープンは観客に何の責任も追わない方針のようです。
観戦に行かれる方は、感染リスクがあることや万が一感染した場合には適切な対応をしなければならないことを十分ご理解の上、各人の判断で購入してください。
今回は、全仏オープンテニスの観戦チケット購入方法に関して解説します。
この記事を読むべき人
- 全仏オープンの観戦が初めてで、チケットの買い方がよくわからない方
- 欲しい試合のチケットが売り切れていて入手できない方
- なるべくお得にチケットを購入したい方
これらに該当する方は、ぜひ参考にしてみてください。
グランドスラムは海外で開催されるため、チケットの購入方法も日本とは勝手が違って苦労することが多々あります。この記事でより良い購入方法をわかりやすく解説しますので、観戦を検討されている方はご一読ください。
チケット購入方法一覧
チケットの購入方法は主に4つあります。それぞれで価格や入手方法、購入までの簡単さなどが変わりますので、特徴に合わせて使い分けてみてください。
購入方法一覧
- 1、公式サイトから購入する
2、チケット売買サイトを利用する- 3、旅行会社のプランを利用する
- (4、現地で購入する)
1、公式サイトから購入する
全仏オープンの公式サイトがあり、こちらでチケットの販売を行っていますので、基本的にはこちらを利用することになると思います。
公式サイトでの販売が最も早いので、大会までにまだ時間の余裕がある場合にはまずこちらを確認してみましょう。ちなみに2020年の全仏オープンのチケット販売開始は3/25の予定です。
サイトは英語もしくはフランス語で表記されているため、英語・フランス語が苦手な方は少しアレルギーを起こすかもしれません。また、チケットは割とすぐなくなる印象ですので、早めに購入することをおススメします。
こんな方におすすめ
- 正規のルートで購入したい方
- 大会開催までにまだ時間的余裕のある方
- 英語・フランス語が得意な方
2、チケット売買サイトを利用する
注意
今年から全仏オープンのチケット管理体制が強化されたようで、公式が認めたチケットしか使用できないようになりました。そのため、こちらからの購入は全仏オープンに関してはあまりお勧めできません。
公式サイトでチケットが購入できない、売り切れている、英語が苦手、などのお悩みを抱えている場合はこちらのチケット売買サイトを利用するのも良い方法だと思います。
チケットを購入したものの、何かしらの理由により不要になってしまったという人が売りに出していることも多く、大会直前でも結構いい試合のチケットを入手できる可能性があります。
また、以下で紹介する2サイトは全て日本語で表記してくれますので、英語が苦手な方でも簡単に利用できると思います。公式サイトと合わせて、こちらのサイトも一度確認して見ることをオススメします。
- ① StubHub
- ② Viagogo
① StubHub
主にコンサートやライブなどのイベントチケットを取り扱う世界最大のサイトです。全仏オープンを含め、グランドスラムなどのテニスの観戦チケットもこちらで取り扱っています。
サイト内は全て日本語で表示できますので、公式サイトと比較してわかりやすいというのが大きな特徴です。また、購入までの手続きが比較的簡単ですので、初めてチケット購入されるという方でも安心して使用できます。
チケットはデータで入手することも可能ですので、郵送などの手続きが不要であり、かつ購入後すぐに手元に届くことになりますので購入したのにチケットが手に入らないといった心配もありません。
② Viagogo
同じく、世界最大級のチケットサイトで、より多くの国・地域のチケットを取り扱っています。全仏オープンはもちろん、こちらでも多くのテニスの観戦チケットを扱っています。
こちらの方がチケットの価格設定が幅広い印象を受け、場合によっては定価よりも安く買える場合もあります。とにかく安いチケットを根気よく探したいという方は都度サイトをチェックしてみても良いかもしれません。
サイト内は同じく日本語に切替ができますので、初めての方でも使いやすいと思います。
一点注意は、チケットを「Eチケット」というデータで入手すること。インスタントダウンロードが可能なチケットであればデータ入手可能です。もしこれができない場合、チケットは郵送で送られてきますが、結構時間がかかりますので直前に購入する場合はご注意ください。
こんな方におすすめ
公式サイトでは売り切れていたチケットを入手したい方試合開催まであまり時間がない方(当日購入もOK!)日本語のサイトで簡単に購入したい方
3、旅行会社のプランを利用する
旅行会社のプランの中に、フランス旅行の一環として全仏オープン観戦ツアーというものがある場合があります。
このようなツアーでは基本的に観戦チケットを旅行会社が準備してくれているため、特に自分で購入する必要がないというのが大きなメリットです。(ツアーに申し込むだけで十分です)
ツアーの内容によりますが、現地のガイドさん(日本語が話せる)がついてくれることも多いので、旅行中に何か問題が起こった場合でも相談でき、かつ全仏オープンに関しても現地でコアなお得情報をくれたりすることもあるかもしれません。
ただし、ツアーですのである程度行動に制約がかかりますし、周りと行動を一緒にする場面もありますので、自由気ままに観戦できないケースもあるかもしれません。
以下に、オススメの旅行会社を2社紹介しますので、それぞれのサイトから具体的な内容を確認してみてください。
JTB
日本で最も有名な旅行会社であり、テニスの観戦ツアーなども多く取り扱っています。
私は、全豪オープン観戦時にJTBを利用したことがありますが、現地での対応もよく、困ったことが起こったときにすぐに相談できるという点は不安を解消できるという点で大きいと思います。
また、現地の人しか知らないオススメスポットや様々な情報を教えてくれる場合もありますので、ちょっとお得な気分になれるかもです。(わたしの時はどの選手がどのホテルに泊まっているのか教えてくれました。)
全仏オープンの観戦ツアーに関しては、以下のリンクからJTBのサイトへ移動し、上段の【目的から探す旅】タブから「スポーツ観戦・参加ツアー」を選択し、スポーツジャンルから「テニス」を選択すると確認できます。
HIS
ポイント
HISは全仏オープンが公式に認めている会社になりますので、こちらを経由しても全仏オープンの観戦は全く問題ありません。
ご自身でチケットを手配するのが難しい・煩わしいという方はぜひご利用ください。
同じく、日本で最大手の旅行会社で、多くのツアーを取り扱っています。テニスを始め様々なスポーツ観戦ツアーも多く紹介されています。
全仏オープンの観戦ツアーに関しては、以下のリンクからHISのサイトへ移動し、上段の【目的から探す】タブ内の「スポーツ観戦・体験」を選択し、スポーツジャンルから「テニス」を選択すると確認できます。
こんな方におすすめ
- とにかく楽に観戦したい方
- 自由に行動するよりも旅行会社のプランに乗っかりたい方
4、現地で購入する(当日券)
ローランギャロス現地でも当日券を購入することができる場合があります。
ただし、スタジアムチケットは基本的に売り切れていますので、購入できるのはグランドパスと呼ばれる会場内に入るためのチケットのみと考えた方が良いでしょう。(詳しくは下記で紹介しています。)
会場の雰囲気やお土産などが目的の場合はこちらでも良いかもしれませんが、試合直前にスタジアムチケットが欲しいとなった場合には、上記のチケット売買サイトをまず確認して見ることをオススメします。
また、全仏オープンではグランドパスにも枚数制限が設けられているようですので、場合によってはグランドパスすら購入できないという可能性もあるようです。
旅行などで折角の機会なのに入場できないというのも寂しいと思いますので、できれば上記3つのどれかの方法でチケットを予め入手しておくことをおすすめします。
こんな方におすすめ
- 当日ふらっと立ち寄りたい方
- 会場の雰囲気を味わい方
チケットの種類
チケットは様々な種類が準備されていますが、結構複雑なので一つ一つ紹介していきます。
なお、全豪・全米オープンには1日の試合がデイセッションとナイトセッションに分けられており、それぞれ別でチケットが販売されていますが、全仏オープンとウィンブルドンはその区別がありません。
スタジアム・チケットとグランドパス
まず、大きな違いとして、チケットには
- 「スタジアム・チケット」
- 「グランドパス」
の2種類があります。
グランドパスとは会場内に入るためのチケットです。会場の自由席となっているコートの試合や練習コートを観戦でき、その他お土産などを購入することができます。
一方、スタジアムチケットはセンターコートであるフィリップシャトリエやスザンヌランランでの試合を観戦するためのチケットです。グランドパスとしての機能も持っています。
基本的にTOPのシード選手の試合はどちらかのスタジアムで行われますので、そのような選手の試合を観戦したい場合にはスタジアムチケットが必要となります。こちらは事前の購入がほぼ必須ですので、日時に余裕を持って購入しておきましょう。
なお、スタジアムチケットはそのスタジアムだけしか入れませんので、もう片方に入りたい場合は両方購入する必要があります。
ココがポイント
良い試合を観戦したい場合は、スタジアムチケットを事前に購入しておこう
シングルチケットとパックチケット
チケットは1日だけのものと、3日間のパックチケットがあります。
3日間のパックチケットは主に1週目の大会前半期間に用意されているようです。このチケットがあれば、1回戦や2回戦をほぼ全試合観戦することが可能となりますので、試合を見たい選手がいる場合には確実にその観戦チケットを入手できる方法です。
例えば、錦織圭や大坂なおみの試合をどうしても見たいという方にはオススメのチケットです。
ココがポイント
絶対に見たい選手がいる場合には、パックチケットもオススメ
チケットの価格・値段
公式サイトに掲載されたチケット価格をこちらに示します。なお、1ユーロは約116〜126円程度で推移しています。
【シングルチケット】
【パッケージチケット】
画像は全仏オープン公式サイトより引用
チケットの販売時期
公式サイトによると、チケットの販売開始は、
2020年 3月 25日の 午前10時から(日本時間で午後18時から)
となっています。また、「プレミアムパッケージ」と呼ばれる少し割高なチケットは2020年3月4日より販売が開始されます。良い試合・席を確保したい方はこちらをご利用ください。
チケット売買サイトもおそらくほぼ同タイミングで販売が開始されると思います。
旅行会社の方は各社にもよりますが、チケット販売前からツアーが組まれることもしばしば見られますので、サイトを確認してみてください。
まとめ
今回は、全仏オープンのチケット購入方法を紹介しました。
チケットの取りやすさでいうとおおよそのイメージですが、
全豪 > 全米 > 全仏 >> ウィンブルドン
みたいな感じですので、全仏は少しチケットを確保するのが難しい大会だと思います。なるべく事前にチケットを入手しておいた方が良いでしょう。
なお、その他のグランドスラムや日本の大会などの観戦チケット購入方法に関しても別記事で紹介していますので、合わせてご確認ください。
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