今回が、テニスを初めて間もない方に向けて効率よく上達する方法を紹介します。初心者向けとしていますが、中級者以上にも当てはまる内容だと思いますので、参考にしてみてください。
初心者がまず練習するべきは正しいフォームを身につけること
初心者がまずするべきことは、ボールを打つよりも先に正しいフォームを身につけることだと思います。テニスはフォームがしっかりしているかどうかで、ショットの安定性や威力が大きく変わってきますし、その状態のままで年月がすぎると試合で勝てるか勝てないかというところにも直結してきます。
特に、まだテニスをはじめたばかりでフォームが固まっていない初心者は変な癖がつく前に正しいフォームを身に着けておくことで、後々になって他の人と大きく差をつけることができるようになると思います。
テニスがうまくなりたい方は、まず正しいフォームを身につけることからはじめてみましょう。これは全てのショットに当てはまります。
正しいフォームを理解して真似しよう
正しいフォームを身につけるには、まず自分自身が正しいフォームを理解することから始まります。コーチや周りの人から教えてもらってもいいのですが、できれば自分で理解しておくほうが伸びやすいと思います。
正しいフォームを理解するのに最も効率の良い方法は、上手なプレーヤーのフォームを見て良いイメージを掴むとともに、そのフォームを真似することです。真似をすることで、重要なポイントをすべて網羅したフォームを身につけることができ、効率良く上達することが可能となります。
そして、真似するべきは間違いなくプロの選手達です。プロの選手、特にTOPの選手たちほど基本に忠実なフォームをしており、それが彼らが強い要因とも言われています。
中にはプロの選手は膨大な練習量があるからとか、体格が良いからあのようなフォームで打てるだけで、素人が真似するのは難しいのではと思われる方もいるかも知れませんが、そんなことはありません。テニスのフォームは体全体を使っていかに効率よく楽に打つかがポイントであり、それを最も忠実に再現しているのがプロの選手たちなのです。
フォームを真似するべきオススメプレーヤー
では、具体的に誰のフォームを真似すればよいのか。これは、正直好みで意見が分かれると思いますが、私のオススメを何人か紹介しますので参考にしてください。
フォアハンド
- フェデラー
- ジョコビッチ
バックハンド(片手)
- フェデラー
- ワウリンカ
バックハンド(両手)
- ジョコビッチ
- 錦織圭
ボレー
- フェデラー
- リーンダ・パエス
- 鈴木貴男
サーブ
- フェデラー
- セレナ・ウィリアムズ
特に、フェデラーのフォームは参考になる点が多いと思いますので、フェデラーファンの方は彼を全部真似しても良いと思います。オールラウンダーとして何でもできる彼が強いのはしっかりしたフォームができているからというのも一つの要因なのです。
なお、フォームの参考には静止画よりも動画がおすすめです。最近ではYouTubeでも色々なテニス動画が上がっていますので、参考にしてみてください。
練習するときの意識すべきポイント
フォームを真似するときには実際に自分で見ながら練習したほうが効率的です。できれば鏡やガラス越しでリアルタイムに確認することが望ましいと思います。スマホなどで動画を撮影して確認するという方法もありますが、タイムラグが発生するのでできればその場で確認しながらの方が良いでしょう。
ポイントはとにかく忠実に真似すること、そして真似できたら後は反復練習を繰り返して体に覚え込ませましょう。素振りで十分ですが、とにかく再現性を求めて繰り返しましょう。反復練習は残念ながら数をこなすしかないので、寝る前の空き時間を利用するなどして日常的に行うのが効果的です。
まとめ
以上、今回は初心者が効率よく上達する方法としてフォームを真似ることを紹介しました。テニス経験がまだ浅い方は参考にして頂き、練習にいかしていただければと思います。