この記事を読んでわかること
- テニスに関する様々な豆知識
今回は、テニスに関する様々な豆知識を紹介します。まずは、第一弾ですね。
テニスという競技は知れば知るほど面白い情報が色々出てきますので、順次紹介していければと思います。
なお、同様の記事を順次掲載していますので、そちらも合わせてご覧ください。
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テニスのカウントは時計版の数字から来ている
試合でのゲーム内ポイントの数え方は、
「15」→「30」→「40」→「ゲーム」
となりますが、なぜこの数字なのかテニスを始めたときに疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
実はこれ、由来については諸説あるのですが、有力なのは時計版の文字を4分割したときの15,30,45,60という数字から来ているという説です。
ただしこれでは3ポイント目が「45」のはずですが、実際には「40」が使われています。これは「45」をフォーティファイブと発音するのが長くめんどくさいために、簡略化されてフォーティのみになったとされています。
ポイント
「40」は実は簡略化された表現であった
他にも、フランスの通貨が1枚で15スウという金額になることから来ているとか、修道院の生活規則が15分単位であったからなど諸説あります。
オリンピックで日本人初のメダル獲得者はテニスから誕生した
2016年のリオ五輪にて錦織圭が男子シングルスで銅メダルを獲得し、ニュースになりました。錦織のメダル獲得は実に96年ぶりの快挙ということで、日本人がテニスでメダルを獲得することがいかに難しいかがよくわかる記録だと思いますが、実は五輪全種目で日本人が最初にメダルを獲得した競技はテニスだということをご存じでしょうか。
1920年のアントワープ五輪(ベルギー)でテニスの男子シングルスに出場した熊谷一弥が決勝まで勝ち進み、惜しくも決勝では敗退するものの銀メダルを獲得しています。また、男子ダブルスも熊谷一弥と柏尾誠一郎のペアが同じく決勝まで勝ち進み銀メダルを獲得しています。この2つの銀メダルが五輪での日本人選手初のメダル獲得になります。
ポイント
初メダルは、1920年にテニスで獲得した銀メダルであった
著書によると、事前の下馬評では熊谷の実力は他の選手と比較して1枚抜きん出ていたようで、金メダル候補筆頭はこの日本人選手だったそうです。しかし、連日の悪天候や、シングルス・ダブルス両出場のため超過密スケジュールで戦わなければならないことなどが影響し、決勝戦を迎える頃には体力が残っていなかったとされています。
後にこの敗戦をテニス生活での「一生の不覚」と表現しているそうで、初のメダル獲得で歓喜に湧いたというわけではなかったそうです。
テニスの審判は様々な言語の悪口を把握している
これは本家のトリビアの泉で紹介されていた内容です。詳しくは以下の動画をご覧ください。
テニスは紳士のスポーツであり、試合中のマナーに関しても厳しくルールに定められています。その中の一つに、相手への侮辱や悪口、その他にもスポーツマンシップに反するような言動・行動をしてはならないとしており、これに違反すると「コードバイオレーション」という警告を取られれてしまいます。
審判は選手の一つ一つの発言がこのコードバイオレーションに該当しないかどうかをその場で判断しなければならないため、様々な言語の様々な悪口を把握しているということです。
国際テニス連盟が独自に作成した世界の悪口リストが存在するらしく、審判たちはこれを熟読してすべて頭の中に入れているそうです。テニスの審判はこれ以外にも様々なルールを把握するほか、色々なケースに対応できるように対処法などもすべて理解しておかなければならず、頭が良くないと務まらない仕事だと言われています。
ポイント
外国人の審判でも日本語で悪口言ったら聞き取られてしまう
ドーピング検査がすごいらしい
これは、以前錦織圭がテレビ番組で語っていた内容ですが、テニス選手はドーピング検査が厳しいらしいです。
最近でも各競技で禁止薬物の使用が発覚し、重い処分を下される選手は少なくありませんが、テニスはそのような選手が出てしまうのを防ぐためにドーピングの検査がかなり厳しくなっているらしいです。特にTOP選手になるほど検査の回数も多くなるそうです。
2014年の錦織圭は年間で10回以上ドーピング検査を受けたと語っています。当然ながら抜き打ちで検査しなければ意味がないため、突然検査員が家にやってきてすぐに尿採取に対応しなければならないそうです。「プライバシーがないよね」と語っています。
ポイント
ドーピングに対しては徹底して厳しく取り締まられている
ちなみに、ロシアのシャラポワは2016年にこの検査で陽性反応が出たため、約1年3ヶ月の出場停止処分を受けています。
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シューゾー・マツオカルールが存在した
テニスを昔からやっている方や見ている方ならご存じの方も多いと思いますが、テニスには「シューゾー・マツオカルール」というものが存在しました。名前からわかる通り、元テニスプレーヤーの松岡修造さんが起こしたある出来事をきっかけにこのルールが誕生し、それをきっかけにこの名称がつけられています。
このルールができたのは1995年の全米オープン1回戦の時です。試合の進行とともに足が痙攣し始めていた松岡は第4セットの途中サーブを打った瞬間に両足が痙攣してその場でコートに倒れ込みます。しか、当時のルールではメディカルタイムアウトは目に見えてわかるケガをした場合のみ適用され、痙攣はその対象となっていませんでした。
そのため、治療を受けることができずそのまま2分間倒れ込んだ状態のまま放置され、遅延行為ということで失格となりました。しかし、その姿があまりにも痛々しく世界中で話題となり、その後痙攣によるタイムアウトが取れるようにルールが改正されたのです。これが「シューゾー・マツオカルール」と名付けられました。
しかし、このルールを悪用し意図的にメディカルタイムアウトを取る選手が出てきたため、2010年にこのルールは廃止となっています。現在も痙攣によるタイムアウトは取得することができないのです。
まとめ
以上、テニスに関する豆知識を紹介しました。結構マニアックな内容も多かったように思います。
今後、随時更新していきますので、よかったらそちらも参考にしてください。(現在③まで公開しています。)
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