この記事を読んでわかること
- 全豪オープンの観戦チケットの購入方法一覧
- それぞれの購入方法のメリット、デメリット
- チケットの種類
今回は、全豪オープンの観戦チケットの購入方法に関して紹介します。
注意
2021年の全豪オープンは新型コロナウィルスの影響で、観客を動員して開催するのか否かがまだ決定していません。チケット購入の際にはその点に御留意して各自でご判断ください。
私も2019年に全豪オープンを観戦しに行きましたが、チケットの購入方法がいまいちよくわからず苦労しました。今回は私のように初めてチケットを購入される方向けに、簡単に安くチケットを購入する方法を紹介します。
ちなみに、2019年全豪オープンを観戦した際の様子を別記事で紹介していますので、初めてで不安な方や、全豪オープンの雰囲気を知りたい方などはぜひご一読ください。
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チケットの入手方法
全豪オープンは4大大会のなかでも最もチケットが入手しやすいと言われていますので、そこまで難しく考える必要はないと思います。チケットの購入方法は主に4つあります。
- 公式サイトから購入
- チケット売買サイトを使って購入
- 旅行会社を使って購入
- 会場で直接購入
それぞれ以下に詳細を説明します。
1. 公式サイトから購入
2020年の全豪オープンから全豪オープンチケット販売の公式サイトができたようで、こちらを利用するのが正規の購入方法になります。(2019年まではオーストラリア共通の公式チケットサイト「Ticketek」を利用するのが正規ルートでしたが、変更になったようです)
公式サイトですので、最も早くチケットの受付が始まります。例年だと10月初旬ころより販売開始されるようです。良い席や決勝戦などの人気の試合は予約がすぐ埋まってしまう可能性が高いので、こちらを利用して入手するのが最も購入できる可能性が高いと思われます。
ただ、やはりチケットはすぐ売り切れてしまうケースも多く、2020年用も2019年11月の段階でかなりのチケットが売り切れとなっていました。特に準々決勝以降はほとんど席が空いていないので、なかなか希望の席を購入するのが難しいかもしれません。
欲しい日時・席のチケットが空いていないかった場合は次の方法として2.チケット売買サイトを利用してみてください。
こんな方におすすめ
- 正規のルートで購入したい方
- 良い試合、良い席を確保したい方
- 事前に確実にチケットを入手しておきたい方
- 10月中に予約できる方
2. チケット売買サイトを使って購入(当日購入におすすめ)
公式サイトでの購入が難しい・不安と思われる方は、チケット売買サイトを利用するのも一つの手だと思います。ちなみに、私はこれを利用しました。以下に2つ紹介します。どちらも信頼できる大手サイトです。
全豪オープンの場合、大きなスタジアムとして「ロッド・レーバーアリーナ」と「マーガレット・コートアリーナ」の2つがありますが、どちらのスタジアムに誰の試合が行われるかは前日まで決定されません。そのため、目当ての試合がもう一つのアリーナで開催されることになり、急遽チケットを取り直したいといったことが多くあります。
公式サイトでの販売ではすでに売り切れているチケットも、こちらを利用すれば手に入るケースも多くありますので、当日急遽購入したい場合などにも利用できるサイトとなっています。
① Stub Hub Japan
StubHubはコンサートやライブ、舞台など様々なジャンルを扱う世界最大のイベントチケットの売買サイトです。全豪オープンのチケットも販売開始直後から試合開始直前まで販売されています。
すべて日本語で記載されていますので購入までの手続きがわかりやすく、初めての方でも非常に利用しやすいと思います。また、下のViagogoと比較すると購入までの手続きが比較的簡単なのも大きなメリットです。
価格は売り手側の裁量によるので一概には言えませんが、若干割高に設定されていることが多い印象です。試合直前に急用などでキャンセルする人が売りに出す場合は定価よりも安く購入できたりする場合もあるそうです。ただし、購入直前に手数料分が上乗せされるので、定価よりも安く購入できるのは稀なケースかもしれません。
一部、イベント公式のチケットも販売しているそうなので、販売開始直後にそちらを狙ってみるのも良いかもしれません。
メリットとしては、購入直後にチケットをデータで受け取ることができますので、チケットが手に入らないといった心配がない点です。また、保証100%がついているので万が一購入が上手くいかないことがあったとしても返金してもらえます。確実に購入したいならこちらのサイトを利用すべきでしょう。
こんな方におすすめ
- 日本語のサイトで購入したい方
- 簡単な操作で購入したい方
- チケットをすぐに確実に入手したい方
- 事前に確実にチケットを入手しておきたい方
- 試合ギリギリ(当日でも)で急遽チケットを購入したい方

② Viagogo
StubHubと同じく世界大手のチケット売買サイトです。こちらのほうが、取り扱っている国が多く、より豊富な種類のチケットを入手できます。(全豪オープンはもちろんどちらのサイトも取り扱っています。)
価格は全体的に幅広めですが、公式価格よりも安めに設定されたチケットが販売されていることも多い印象です。特に試合直前になってキャンセル組が多く販売に出していることが多いので、急遽試合チケットを購入したい場合などには便利なサイトです。
一方、チケットの配送は結構遅めですので、Eチケットと呼ばれるデータをダウンロードできるチケットを選択することが無難かと思います。「インスタントダウンロード」の表示があることを事前に確認しましょう。
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こんな方におすすめ
- 日本語のサイトで購入したい方
- チケットをなるべく安く購入したい方
- 試合ギリギリ(当日でも)で急遽チケットを購入したい方
3. 旅行会社を使って購入
旅行会社のプランの中には「全豪オープン観戦ツアー」などのように、全豪オープンに行くことが前提となっているツアーがいくつかあります。これらのツアーでは旅行会社がすでにチケットを手配してくれていますので、自分で購入する手間が省けるという点が大きなメリットです。また、大手の旅行会社であれば現地のガイドさんも同行してくれるケースもあるので、初めての方でも安心して会場まで行けます。(全豪オープンの場合は中心街から会場のメルボルン・パークまでかなり近くてわかりやすいので、あまり必要ないかもしれませんが)
ただし、席の選択権がなかったり、それ以外の日程の試合は自分で追加購入するしかないなど、選択の自由度は低いと思います。またツアーですので、同じツアーに申し込んだ方と一緒に行動することになりますので、滞在中も行動に少し制約がかかります。
以下に、2社そのようなツアーを提供している旅行会社を紹介します。
JTB
日本では最も有名な旅行会社です。その中に、「ルックJTB 全豪オープンテニス観戦ツアー メルボルン」という全豪オープン観戦ツアーがあります。2種類のツアーがあり、
- 初日、2日目の昼夜、計4枚のチケットで1回戦をたっぷり観戦するツアー
- 男女決勝戦を観戦するツアー
が準備されています。特に決勝戦のチケットはなかなか入手が難しいので、こちらを利用するのも一つの手だと思います。
HiS
HISにも全豪観戦ツアーがいくつかあるようです。
HISの公式サイト内で「全豪オープンテニス」で検索すると、該当するツアーが表示されます。「全豪オープン+何か」のようなツアーが結構多く用意されているようですので、こちらを利用するのも一つの方法だと思います。
JTBと違い、どの日時で行くのかもある程度指定できるようですので、自由度はこちらの方が高いかもしれません。
こんな方におすすめ
- とにかく楽に観戦に行きたい
- 自由に行動するよりも、旅行会社のプランに乗っかりたい
4. 会場で直接購入
最後に、会場に行って購入するという方法もあります。会場入口付近にチケットブースがありますので、そちらで購入できます。
ちょっとわかりにくいですが、右のレーンを歩くとチケット売り場があります。
ただし、アリーナの指定席チケットは当日ですとほとんど売り切れていますので、購入できるのはグランドパスのみと考えたほうが良いと思います。また、せっかくメルボルンまで行ってアリーナ内に入れないのもかなり後悔すると思いますので、できれば事前にアリーナチケットを入手しておくことをオススメします。あくまでも最終手段ですね。
また、上記のようにチケット売買サイトで当日のアリーナチケットが売りに出されている可能性は大いにあるので、当日急遽観戦に行くとなった場合、そちらをまず調べてみるのが良いと思います。
こんな方におすすめ
- グランドパスを購入したい方
- 当日ふらっと立ち寄りたい方
チケットの種類
チケットの種類は大きく分けて2種類あります。
- アリーナチケット
- グランドパス
それぞれ、以下に詳細を説明します。どちらを購入したいかをまず検討してください。日本から行かれる方は多くがアリーナチケットを選択されると思います。
アリーナチケット
アリーナチケットは全豪オープンのセンターコートである「ロッド・レーバーアリーナ」や第2のコートである「マーガレット・コートアリーナ」に入るためのチケットです。グランドパスとしての機能もあるため、これ1枚で所定のアリーナまで行くことができます。
下の図は、私が購入した2019年のロッド・レーバーアリーナのチケットです。(一部隠しています)
アリーナチケットは「デイ・セッション」と「ナイト・セッション」の2種類がありますので、昼見に行くのか、夜見に行くのかを考えて選択しましょう。オーストラリアの日中はかなり暑く、日差しも強いので、デイ・セッションを選択される場合は注意が必要です。その分価格も安く設定されています。
なお、画像にあるようにナイト・セッションのチケットは会場に入れるのは17時以降、アリーナに入るのは19時以降でかつ前のデイセッションの試合がすべて終了してからになります。それより前には入れないのでご注意ください。
ココがポイント
デイ・セッションとナイト・セッションのどちらに行くのかをまず決めよう
ロッド・レーバーアリーナ、マーガレット・コートアリーナともに全席指定席ですので、販売されるチケットの枚数が限られています。よって早めに購入することをオススメします。
それぞれ、指定のアリーナには入場できますが、反対のアリーナには入場できませんのでご注意ください。もし両方のアリーナに入場したい場合は両方のチケットを購入する必要があります。
なお、2週目はマーガレット・コートアリーナも自由席になりますので、スタジアム内に入ることができます。ダブルスの試合などを行っている場合が結構多いので、メインの試合のついでに観戦するのも良いと思います。
ココに注意
ロッド・レーバーアリーナ、マーガレット・コートアリーナはチケットがないと入れない
グランドパス
いわゆる会場内に入るためのチケットです。ロッド・レーバーアリーナ、マーガレット・コートアリーナ以外は全コート自由席ですので、好きなコートでの試合を見ることができます。また、選手の練習コートも入れますので、有名選手の練習を見ることもできます。
全豪オープンの会場で第3のアリーナである「メルボルン・アリーナ(旧ハイセンス・アリーナ)」も一部自由席ですので、こちらにもグランドパスのみで入れます。結構序盤は有名選手の試合もちらほら行われるので、意外と楽しめるかもしれません。その他、ダブルスの試合などもよく行われています。
グランドパスは基本的に枚数に制限がないので、当日会場で購入可能です。何かのついでにフラっと寄ろうかなくらいの方にはオススメです。
ココがポイント
グランドパスでも試合を観ることが可能
まとめ
今回は、全豪オープンのチケットの購入方法を紹介しました。
私もそうでしたが、初めてのことはなかなか不安でどれが正しいのか、最もお得なのかをなかなか判断できないと思いますが、この記事で紹介した方法の中で最もご自身に合うものを選択してみてください。慣れないうちは多少金額的に損しても確実に購入できる方法が私個人としてはオススメです。
テニスの試合をはじめて観戦されるという方は、合わせて以下の記事も確認されることをオススメします。テニスは結構観客に求められるマナーも厳しいので、知らないと大変なことになるかもしれません。
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