テニストリビア

【テニストリビア】テニスに関する面白い豆知識を紹介②

9月 25, 2019

この記事を読んでわかること

  • ウィンブルドンに関するマニアックな知識

今回もテニスに関する様々な豆知識を紹介します。第2弾の今回はテニスの聖地ウィンブルドンに関する内容にしています。これを読んでテニスマニアを目指しましょう。

なお、第1弾は以下にリンクを貼っておきますので、合わせてご一読ください。

関連記事
【テニストリビア】テニスに関する面白い豆知識を紹介①

  この記事を読んでわかること テニスに関する様々な豆知識 今回は、テニスに関する様々な豆知識を紹介します。まずは、第一弾ですね。 テニスという競技は知れば知るほど面白い情報が色々出てきます ...

続きを見る

 

男子シングルス最長試合はウィンブルドンで記録された

テニス界でも有名な記録だと思いますが、その試合は2010年のウィンブルドン1回戦のことでした。

大会1日目、ジョン・イズナー対ニコラス・マウの試合は第4セットまで終了し、イズナーから見て6-4,3-6,6-7,7-6の時点で日没サスペンデッドとなりました。

2日目、第5セットから試合が再開され、両者のサービスキープが続きます。途中何度かブレイクポイント(マッチポイント)を迎えるものの、両者ともにセーブし続け、ゲームカウントはなんと59-59に。ここでまたしても日没サスペンデッドとなり、2日目は1セットも終わりませんでした。

3日目、相変わらずサービスゲームをキープし続ける両者ですが、69-68のマウサーブでイズナーがようやくチャンスを掴むと、最後はバックのパッシングショットを決めてようやくゲームセット。試合時間はなんと11時間5分と史上最長を記録しました。

ポイント

最終セットは70−68、1セット終わらせるのに2日かかった

現在でもこの記録は破られておらず、2位の記録は2018年ウィンブルドンの準決勝イズナー対アンダーソンの6時間36分であることを考えると、この記録が以下に異常かがわかると思います。(またイズナー笑)

ウィンブルドンは2019年より第5セットも12-12でタイブレークとなるルールに変更されましたので、この記録が塗り替えられることはおそらくないでしょう。

ちなみにこの試合は最長時間の記録を含めて、計12個のギネス記録を達成しているそうです。

新記録一覧

  • 1試合にかかった試合時間
  • 1試合でのサービスエースの数(合計)
  • 1試合でのサービスエースの数(個人)
  • 1試合でのゲーム数(合計)
  • 1試合でのゲーム数(個人)
  • 1試合でのウィナーの数(個人)
  • 1セットにかかった時間
  • 1セットでのゲーム数
  • 1セットでのサービスエースの数(合計)
  • 1セットでのサービスエースの数(個人)
  • 1日で行った試合時間
  • 1日で行ったゲーム数

 

ウィンブルドンの白ウェア着用義務は練習中にも適用される

ウィンブルドンのウェアは男女ともに上で白を基調とすることが義務付けられています。実はこれ、試合前の練習中にも適用されており、色のついたウェアで練習することも禁止されているのです。

白を基調とするようになったのは、1884年の第1回大会において女子シングルスで決勝を戦ったモード・ワトソンとリリアン・ワトソンが白のウェアを着用していたことに由来するそうです。実際には、当時からテニスは紳士のスポーツであり、汗が最も目立たない白が好まれていたため、テニスウェアといえば白一色という慣習があったそうです。

試合前はもちろん公式練習の前にもチェックが入り、もし規定に違反するような場合には着替えなければならないのです。

ポイント

ウィンブルドンはとにかく白でなければならない

ウィンブルドンはこれ以外にも様々な細かいルールがあり、観客にもドレスコードの要求があるので観戦する際には十分注意しなければなりません。4大大会の中でも最も格式高いウィンブルドンとされていますが、結構窮屈な大会なのかもしれませんね。

 

ウィンブルドンのロゴをデザインしたのは日本人

ウィンブルドンのロゴはご覧になったことがある方が多いと思いますが、実はこのロゴをデザインしたのは日本人だということをご存知でしょうか。

ウィンブルドンでこのロゴが使用され始めたのは1980年と意外と最近の話になります。デザインしたのは日本人デザイナーの佐藤忠敏氏。本人曰く、「グラスコートの緑、ラインの白、伝統を表す紫紺」を表現しているとのことだそうです。

2つのデザインがありますが、本人はどちらか一方が採用される想定だったそうです。結局は2つとも採用され、今日まで両方のデザインが使われ続けています。最近だと、ラケットが記載されているデザインの方が目にする機会が多くなったかもしれません。

ポイント

日本人がデザインしたロゴマークが伝統のウィンブルドンに採用された

 

ウィンブルドン決勝には毎年ベッカムがやってくる

ウィンブルドンはイギリスのロンドンで開催されていますが、元イングランドのサッカー代表デビット・ベッカムは毎年観戦に訪れていることで有名です。ベッカムの次男が大のテニス好きであり、家族連れで観戦する様子が毎年テレビで放送されています。

そんなベッカムですが、2015年に試合を観戦している際にはなんと飛んできたボールを片手でキャッチするという出来事がありました。その様子は世界中に放送され、「華麗な美技」と称されました。引退後も彼のスター性が伝わってくるエピソードだと思います。

 

ちなみに、ベッカム以外でもウィンブルドンには著名人が多く訪れており、キャサリン妃も決勝戦を何度か観戦されています。

 

ウィンブルドンのオープニングマッチで負けた選手がいる

ウィンブルドンのセンターコートは1年に1回このウィンブルドンでしか使用されません。(例外的に2012年のロンドンオリンピックでは使用されました)。ウィンブルドンのためだけに1年かけて職人さんが管理し、あのきれいな天然芝のコートが準備されています。

そのセンターコートでのオープニングマッチは、前年の男子シングル優勝者が務めることが慣習となっています。

毎年、前年のチャンピオンが華麗プレーを披露してオープニングマッチを華々しく勝利で飾るというのがよくある光景ですが、2003年は残念ながらそうなりませんでした。その人物はレイトン・ヒューイットです。

2002年にウィンブルドンを初優勝し年間No.1に輝いたヒューイットですが、2003年の春先に故障による不調に陥り、世界ランキングも1位から陥落してしまいました。調子が上がらない中、迎えたウィンブルドン1回戦。相手はこのとき4大大会初出場であったビッグサーバーのイボ・カルロビッチでした。高速サーブの前に不調のヒューイットではなすすべなく、6-1,6-7,3-6,4-6で敗退となりました。

 

これは、オープン化以降では史上初の出来事。オープン化前も含めると1967年にマニュエル・サンタナが敗退しており史上2人目の出来事でした。

ちなみにオープニングマッチは2004年~2010年までフェデラーが7年連続つとめており、現在の最長記録となっています。2008年には決勝でナダル破れましたが、2009年ナダルが欠場したため代理でフェデラーが選出されています。

 

まとめ

以上、ウィンブルドンにまつわる豆知識でした。今後も随時更新しますので、また確認してみてください。新しいネタもお待ちしています。他の豆知識を確認したい方は以下のリンクをご利用ください。

関連記事
【テニストリビア】テニスに関する面白い豆知識を紹介①

  この記事を読んでわかること テニスに関する様々な豆知識 今回は、テニスに関する様々な豆知識を紹介します。まずは、第一弾ですね。 テニスという競技は知れば知るほど面白い情報が色々出てきます ...

続きを見る

 

-テニストリビア

Copyright© テニスを生涯楽しむ人に贈るブログ , 2025 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.