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【大坂なおみ優勝】中国オープン2019を振り返る

大坂なおみが中国オープンで初優勝を飾りました。東レパンパシフィックオープンに続き、2大会連続での優勝となります。

全米オープンでは4回戦で敗退し、世界ランキングも1位から陥落してしまいましたが、ここにきて復調の兆しを見せています。快進撃を見せた中国オープンを振り返りましょう。

画像引用:/NOEL CELIS/AFP/AFP via Getty Images

 

中国オープンの概要

中国オープンは毎年10月初旬に中国北京にある国家テニスセンターで開催されている大会です。2008年の北京オリンピックで使用された会場ですね。

中国オープンはWTAツアーの中で、「プレミア・マンダトリー」と呼ばれるグランドスラムに次ぐ大きな大会です。男子のATPマスターズ1000と似たような位置づけですね。ATPでも中国オープンが同時に開催されていましたが、こちらはATP500の大会となっており、大会規模や賞金が異なっています。

プレミア・マンダトリーの大会ですので、TOP選手はほぼ全員が出場するハイレベルな大会です。2019年もセレナ・ウィリアムズ、コンタ以外の選手は全員出場しています。女子の場合はグランドスラムも3セットマッチですので、大会のグレードは異なれど試合のレベル自体は全く変わらないと言って問題ないでしょう。

大会名称 中国オープン(チャイナ・オープン)
大会グレード プレミア・マンダトリー
日時 2019年9月28日~10月6日
会場 北京 国家テニスセンター
サーフェス ハード
賞金総額 $8,285,274 (=約9億円)
優勝ポイント 1000ポイント

 

大坂なおみ試合結果

大坂なおみの試合結果を一覧に示します。

  • 1回戦   vs ペグラ     6-3 , 7-6
  • 2回戦   vs ペトコビッチ  6-2 , 6-0
  • 3回戦   vs リスク     6-4 , 6-0
  • 準々決勝   vs アンドリースク 5-7 , 6-3 , 6-4
  • 準決勝    vs ウォズニアッキ 6-4 , 6-2
  • 決勝     vs バーティ    3-6 , 6-3 , 6-2

特に大きかったのは、準々決勝でのアンドリースク戦での勝利でしょうか。全米オープンで初優勝を果たし、勢いに乗る19歳に最初は押されるものの、勝ち切ったことが大きな自信につながったと思います。

全米後から父であるレオナルドさんをコーチに再び加え再起を図っているようですが、その効果が表れているのか大会を通じて好調を維持できている印象を受けます。強い大坂なおみが戻ってきた、そんな印象を残す大会だったと思います。

 

決勝戦ハイライト

決勝戦は全米オープン後に大坂に代わって世界ランキング1位に復帰したバーティが相手でした。3-6 , 6-3 , 6-2

1stセット、立ち上がりこそ好調だったものの、突如サーブが乱れた第6ゲームで3回のダブルフォルトを犯しブレイクされるとそのままの流れでセットを失います。

しかし、セット間にコーチとの話し合いが功を奏したのか、第2セット以降は徐々に流れが大坂に傾き、ラリーを支配できるポイントが増え始めます。第6ゲームでブレイクに成功すると、今度はそのまま大坂の流れでセットを奪い返します。

最終セット、いきなりチャンスが訪れるとロングラリーを制してブレイクに成功し、完全に流れを掴みます。バーティは得意のスライスがあまり切れておらず脅威となりません。大坂ペースのまま第7ゲームで2度目のブレイクに成功すると万事休す。大坂が初優勝を飾りました。

全体を通して、まだまだ浮き沈みはあるものの、流れを引き寄せる力が戻ってきたように思います。大坂の調子が上がれば現状ではだれも止められないという状況が作り出せたことが大きな収穫だったと思います。昨年の全米オープンや今年の全豪オープンの時の大坂なおみが戻ってきたように感じました。

 

今後の大会予定

今大会の結果で、大坂なおみは世界ランキングが4位から3位に浮上します。また、ツアー最終戦であるWTAファイナルへの出場を確定させました。

次戦はWTAファイナルとなるため、今シーズンもあと1大会となります。昨年のファイナルでは不発に終わったため、優勝すれば年間1位の可能性も残る位置につけています。この調子を維持して優勝に期待したいところです。WTAファイナルは10月27日より中国の深センで開催される予定です。

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