今回は、2019年に全豪オープンを観戦するためメルボルンに行った際の、全豪オープン以外の観光に関して紹介します。
これから全豪オープンに行かれる方も多いと思いますが、せっかく行くならテニス以外も楽しみたいという方も多いのではないでしょうか。そんな方に向けて、オススメの観光スポットなどを紹介できればと思います。
なお、全豪オープンを観戦した際の内容は別記事に上げていますので、全豪オープンについて知りたい方はそちらをご確認ください。
メルボルン市街地の概要
メルボルンの市街地の地図を貼っておきます。
おおよそ赤枠で囲むあたりが中心街になります。もちろん、ここ以外にも色々と楽しめる場所はたくさんあります。この記事では中心街をメインに詳しく紹介します。
メルボルンの街は市街地内に歴史的な建造物とショッピングセンターや住居が入り混じった構成となっており、町中を歩いていると突如として歴史的な趣ある建物が現れたりします。その意味で、歩いて回るのも色々と楽しめてオススメです。
市街地の道路を運行するトラムは赤枠内部であれば無料で利用できますので、少し遠い場合にはそちらを利用しても良いと思います。
なお、右下の「メルボルン・パーク」と書いてある場所が全豪オープンの会場になります。中心街から歩いても10~15分程度で着けるくらいの距離にありますので、非常に行きやすいと思います。
おすすめ観光スポット(市街地編)
私が観光したなかでおすすめの場所をいくつかピックアップします。ご参考ください。
ビクトリア州立図書館
市街地の中心部にあるビクトリア州立図書館はオーストラリアで最古の図書館です。注目すべきは内部の美しいデザイン。3階分が吹き抜けとなったスペースは余計な雑音を感じさせない雰囲気となっています。
図書館内には著名な画家たちの絵画作品も多数展示されており、美術品目当てで立ち寄るのも良いと思います。
また、図書館の一角にはカフェ「Mr Tulk」もあり、美味しいコーヒーを楽しむこともできますよ。
セント・パトリック大聖堂
1939年に完成したカトリック教会で、約80年かけて建築されたそうです。塔の高さは103mになり、オーストラリア最大のゴシック建築です。
特徴は、内部に多数使われているステンドグラスで、そこから差し込む光が聖堂内の神聖な雰囲気を演出します。ミサが行われる時以外は一般人も自由に出入りできるので、一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
ユーレカ・スカイデッキ88
市街地から少し外れますが、メルボルンの高層ビル88階に入っている展望台です。南半球で最も高く、メルボルンの町並みを360°見渡す事ができます。
展望台に上がるのではあれば、間違いなく夜がいいでしょう。そこから見下ろす夜景はまさに絶景ですよ。
フリンダーズストリート駅
19世紀に建てられたオーストラリア最古の駅であり、メルボルンを走る鉄道の中心的な駅です。東西に伸びる長い駅舎は100年以上前の歴史的な趣を感じる建物となっています。
また、駅舎の端にある時計台は「魔女の宅急便」のラストシーンで出てきた時計台のモチーフになっているそうです。
夜にはライトアップもされるので、昼間とはまた違う光景が楽しめます。
ロイヤル・アーケード
メルボルン最古のアーケード街で、高級時計なブランド品などを揃えるお店が数多く立ち並びます。天井はガラス張りになっており、日の光が優しく照らされる様子が豪華な雰囲気を演出しています。
その中でもオススメは、本場のベルギーチョコレート専門店の「KOKO BLACK」。美味しいチョコレートが楽しめますよ。お土産用としても購入できます。
ウィンドウショッピングがお好きな方は一度よってみてはいかがでしょうか。
ブロック・アーケード
メルボルン中心街にあるもう一つのアーケードです。ロイヤル・アーケードとは雰囲気が異なり、ヨーロッパ風な造りとなっています。
こちらのアーケードには様々なカフェやレストランが多く入っており、一息つくのにオススメな場所となっています。アンティークショップやアパレルショップなども入っており、見るだけでも飽きないスポットです。
メルボルンセントラル
メルボルン中心街にある老舗のショッピングセンターです。建物は黒川紀章が設計したものであり、円錐形のガラス屋根が特徴です。
300以上の様々なショップが入っており、お土産探しやショッピングをしたい方にオススメの場所です。旅行中に何か足りないものがあれば、こちらによってみるのもありだと思います。
クイーン・ビクトリア・マーケット
市街地の北側にある巨大なマーケットで、食料品から雑貨など様々なものが売られています。食材はかなり質が高いそうで、地元のシェフが多く御用達にしているそうです。(観光客にはあまり関係ないですが)
数多くの雑貨品も取り扱っているので、お土産や掘り出し物を探したいという方は立ち寄ってみてください。マーケットなので価格も結構安めに設定されています。
ホイザーレーン
市街地の一角にある細い路地では、壁がアートで埋め尽くされた有名なスポットがあります。有名なアーティストなども壁にアートを描いているそうで常に上書きされ続けるため、同じデザインを見ることは二度とできないそうです。
旅行の際には一度は立ち寄って見てもいいと思います。
フィリップ島
最後に、メルボルンの市街地からはだいぶ外れますが、フィリップ島のペンギンウォッチツアーにも参加してきたので、そちらを紹介します。
フィリップ島はメルボルンから車で1時間半ほど南に進んだところにある島(半島)です。ここには世界最小と言われる「リトル・ペンギン」が数多く生息しており、昼間は海に狩りに出ているペンギンたちが夜になって巣に歩いて戻る姿を見ることができます。
残念ながら写真撮影は厳禁だったため、ペンギンの画像は残っていませんが、たくさんのペンギンたちが歩いている様子を観察することができましたよ。
全豪オープンの会場までの行き方
全豪オープンは先程の地図の右下にある「メルボルン・パーク」で開催されます。会場までの行き方としては、
- 歩いていく
- トラムを利用する
のどちらかになると思います。
トラムはNo.70のラインがメルボルン・パークまで運行しますので、それに乗りましょう。
トラムを利用する場合、市街地からメルボルン・パークまでの区間は通常有料区間となるのですが、全豪オープン開催期間のみ観戦チケットを見せることで無料で乗車可能となります。利用する場合はチケットの準備をお忘れなく。
感想
メルボルンは市街地の中に様々な歴史的建造物があり、ショッピングセンターやアーケード、カフェなども多く揃えているので、一日では回ることができないくらい多くの観光スポットがあります。全豪オープンを観戦する際にはぜひメルボルンの街も楽しんできてください。